2017年08月24日
泡瀬海岸の朝景(2)
カレンダーには、その日の満潮と干潮の時間が記されている。
8月24日の満潮は午前7時8分。日の出は6時頃。
満潮どきの朝の海の光景が撮りたかった。
早朝、泡瀬の米軍通信基地先地の砂州に数日ぶりに行った。

米軍通信基地施設前の夜明けの海。
潮はこれから満ちてくる。微風が吹いている。さざ波が寄せる。
雲が多い。

空が明るくなった。
雲は朝日に染まった色を海に映し、姿形をくずし消えながら陸の方に
流れていく。



朝日で輝く浅瀬でじっとたたずみ、満ち潮の流れに乗ってやってくる小魚を
待っているサギ。シルエットが美しい。
朝日に照らされ海面が金色に輝くのはほんの数分。良いタイミングでサギの
影を見つけることができた。

黒い影だったモクマオウの梢が朝日に照らし出される。
白雲の浮ぶ青空とともにその姿が海面に映り、湖畔を思わせる美しい光景になった。
シンメントリーな構図で一部を切り取って撮影する。

例えばアメリカ大陸の大自然のようだ。
早朝の条件が良いといい絵が撮れる。
空を読み
雲を歌い
祈るばかりに喜び呟(つぶや)く時
私の忘れ
私の限りなく 憶えているものを
陽もみつめ 樹もみつめる
谷川俊太郎「木陰」
(『六十二のソネット』より)

砂州と護岸の間は入り江のようになっている。
護岸の金網の内側は通信基地。金網沿いにパトロール車が巡回している。

街の上空に浮ぶ大きな積雲を主役に、入り江の淵に生える樹木を組み入れ
て構図を作った。
満潮だからだろうか、野鳥(サギ、チドリ)がいつもより多く見られた。

クロサギも2羽いた。

小魚をゲット。この場所は入り江に満ち潮が流れ込んでくる入り口。

3メートルほど先からすごい勢いで水の中に突っ込むクロサギ。



撮影場所である。
地図からは砂州は離れ島のようになっているが、
常時陸とつながっている。「航空写真」に切り替えると分る。
引き潮のときの朝景
干潮の時は干潟に下りて撮ることができるので、普段眺める護岸の上から
撮る時よりも絵の構図が増える。下2枚は7月中旬の朝の干潮時に撮影。

2017,7,14

※ ※ ※


基地の周囲の海岸は干潮時なら一周できる。
ウォーキングコースとして歩いている人をたまに見かけた。
護岸の上を金網沿いに歩き、沖縄マリーナ(ヨットハーバー)側で
一部砂浜を歩く。(この砂浜は満潮時には歩けなくなる。)

基地内にある池。満潮時に海水が排水溝から入り込んでくる。
野鳥がよく見られる。


早朝、朝日に光り輝く海を漁に向かう泡瀬漁港の漁船。
通信基地の護岸の上から撮る。
8月24日の満潮は午前7時8分。日の出は6時頃。
満潮どきの朝の海の光景が撮りたかった。
早朝、泡瀬の米軍通信基地先地の砂州に数日ぶりに行った。

米軍通信基地施設前の夜明けの海。
潮はこれから満ちてくる。微風が吹いている。さざ波が寄せる。
雲が多い。
空が明るくなった。
雲は朝日に染まった色を海に映し、姿形をくずし消えながら陸の方に
流れていく。
朝日で輝く浅瀬でじっとたたずみ、満ち潮の流れに乗ってやってくる小魚を
待っているサギ。シルエットが美しい。
朝日に照らされ海面が金色に輝くのはほんの数分。良いタイミングでサギの
影を見つけることができた。
黒い影だったモクマオウの梢が朝日に照らし出される。
白雲の浮ぶ青空とともにその姿が海面に映り、湖畔を思わせる美しい光景になった。
シンメントリーな構図で一部を切り取って撮影する。
例えばアメリカ大陸の大自然のようだ。
早朝の条件が良いといい絵が撮れる。
空を読み
雲を歌い
祈るばかりに喜び呟(つぶや)く時
私の忘れ
私の限りなく 憶えているものを
陽もみつめ 樹もみつめる
谷川俊太郎「木陰」
(『六十二のソネット』より)
砂州と護岸の間は入り江のようになっている。
護岸の金網の内側は通信基地。金網沿いにパトロール車が巡回している。
街の上空に浮ぶ大きな積雲を主役に、入り江の淵に生える樹木を組み入れ
て構図を作った。
満潮だからだろうか、野鳥(サギ、チドリ)がいつもより多く見られた。
クロサギも2羽いた。
小魚をゲット。この場所は入り江に満ち潮が流れ込んでくる入り口。
3メートルほど先からすごい勢いで水の中に突っ込むクロサギ。
撮影場所である。
地図からは砂州は離れ島のようになっているが、
常時陸とつながっている。「航空写真」に切り替えると分る。
引き潮のときの朝景
干潮の時は干潟に下りて撮ることができるので、普段眺める護岸の上から
撮る時よりも絵の構図が増える。下2枚は7月中旬の朝の干潮時に撮影。
2017,7,14
※ ※ ※
基地の周囲の海岸は干潮時なら一周できる。
ウォーキングコースとして歩いている人をたまに見かけた。
護岸の上を金網沿いに歩き、沖縄マリーナ(ヨットハーバー)側で
一部砂浜を歩く。(この砂浜は満潮時には歩けなくなる。)
基地内にある池。満潮時に海水が排水溝から入り込んでくる。
野鳥がよく見られる。
早朝、朝日に光り輝く海を漁に向かう泡瀬漁港の漁船。
通信基地の護岸の上から撮る。
Posted by 流れる雲 at 23:00│Comments(0)
│朝日・朝景