2016年11月05日
芒
この時期、口ずさみたくなる句だ。
青空の下、満開の芒の穂が風に揺れる光景は季節の変化を眼に楽しませる。
たそがれどきになると夕日の光を受けて白く輝く姿も美しい。つい車を止めてカメラ
を向けてしまう。
枯れ尾花にならない前にヤンバルに行きたい。今なら赤い芙蓉と尾花の組み
合わせが撮れるだろう。海を背景に入れたいならそれも可能。そんな場所がある。
うるま市
国頭村
うるま市
今帰仁村
恩納村
名護市
読谷村
北中城村
北中城村
北中城村
北中城村
読谷村
読谷村
東村
北中城村
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今日の雲
高積雲
いずれも読谷村で撮影。
ここ数日、中間の空に浮かぶ小雲が集まった高積雲(ひつじ雲)がよく現れている。その
上に最も高い空にできる巻積雲(うろこ雲)も一緒に見られる日もある。
高積雲と巻積雲の違いは、「(高積雲は)地平線に対して30度の角度で腕を伸ばしたとき
に、指1本から3本の幅くらいの大きさがある」と、ギャヴィン・プレイター=ピニーは
『雲の楽しみ方』という本の中で説明している。
この本はとても語り口が面白い。また、雲の見分け方についても丁寧に書いてある。
しかし、読んでも実際となると区別はなかなか難しい。北中城村の図書館にもあった。
小雲の塊に対して腕を伸ばし親指を立て、親指より大きければ高積雲であると、書いて
あるのを他の本で読んだこともある。そう違いはない。
ギャヴィン・プレイター=ピニーは、『雲の楽しみ方』の本で、
「もし、くる日もくる日も青一色の空を見せられたら、人生は退屈だ」と言う。
同感だが、モンゴルの青一色の空が好きだという人もいるので、人は様々だ。
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この雲は何に見えるだろう
夕方の黒雲。沖縄市で撮る。5~6秒で形は崩れた。中学校の美術の教科書で見た
印象派の画家の描く女性の横顔に似ていると思った。
この雲を見たときはびっくりした。天使がお告げを持って空から下りてくる姿に見え
たからだ。沖縄市で撮影。