2018年12月31日
中城城趾のツワブキ(2018)
朝の空を見たらいい雲が出ていた。城壁に雲が撮り
たくなり中城城趾に行った。
ツワブキまつりが行われていた。数週間前にチラシ
をもらっていたことを思い出す。すっかり忘れていた。
雲の変化は早い。狙った雲の形が崩れる前に撮り
たかった。祭りはあとにし城趾に上がった。
護佐丸が増築した「三の郭」。高積雲崩れの白い雲
がひろがっている。空の面積を大きく広場から城壁
を撮った。
いつ来ても城壁にはイソヒヨドリがいる。
城壁の上から中城城主護佐丸公のように城下を
見渡す。
城壁の前にイベントでの舞台が設置されていた。
これが写らないよう下の広場から撮っていると、
突然年配の夫婦が現われた。
黒い日傘の女性。男性は黄色いシャツに赤い帽子。
二人が通り過ぎない前にあわてて数枚撮った。
雰囲気のある風景になった。
男性の方に写った画面を見せると、「いいモデル
になれたかあ」と言って笑った。
祭りのイベント会場から司会の声に三線、太鼓の
音が聞えてくる。雲は撮った。イベント会場に行く。
祭りの舞台は最初の4種目だけ見た。太陽が逆
光にならない前に城跡にまた戻った。
城址公園の入口から広場へ上がる坂の土手。
ツワブキの花の上に桜の太い枝が数本。画面
にいれて構図をつくった。
ツワブキの花は、幹や枝と一緒に撮ると画面に
安定感や変化が出て絵作りがしやすい。
もちろん、ツワブキの花だけでも絵になる。
後方にピンクのハイビスカスの花が咲いていた。
ツワブキの花に近寄って大きく手前に入れて撮った。
一番前の花がいい具合にぼけていた。
中城城趾のツワブキは、昨年、見学コース沿いの
ほとんどの場所で撮っている。
前と同じ写真ではつまらない。どうしようかと思う。
杞憂はすぐに消えた。
今年の花は背丈が高く花も多い。株も増えている
ようだった。新聞には約5万3千株と書いてある。
去年と同じ場所だが、ちがう光景に見える。新鮮な
気持ちで撮ることができた。
城壁は全体の形をできるだけ見せたいと思った。
白っぽい空の配分は少なくする。
城壁とのバランス関係で、左端の花の高さをどこ
までにするか悩む。
縦で撮る。構図づくりは難しい。
岩盤の壁と蘇鉄の間の陰に咲いたツワブキ。
花茎は高く花も多い。黄色の花が、蘇鉄の暗い陰
に埋もれることなく明るく映えている。
城壁の北側の稜線の流れがよくない。
いまひとつ気に入らない。気になりだすと余計に
気になる。しばらく悩むが仕方がない。
西日があたる時にはどうだろうと考える。
城壁にカメラを向け熱心に撮っている観光客風の
男性がいた。
何を撮っているのだろう。同じように写真を撮って
いる人には自然と目がいく。
裏門の石階段を下りる母子。
幼児の手を引く若い母親の青い上着が印象的だ。
思わずカメラを向ける。
道沿いに咲くツワブキの花の前を歩いて行く。
絵になる光景。
声をかけた。見上げて笑顔を見せた。
今年は、できるだけ人物も入れ雰囲気のある写真
を撮ろうと思った。
顔が分かるような場合は、撮影前か事後に声掛け
し了解を得るようにした。
了解は事後がいいという。事前だとカメラを意識さ
れてしまうからと。
もう一組。幼い子と若い母親が階段を下りて来た。
先の方で男と女の子が二人待っていた。全員が
一緒になった。
小さな子がツワブキの花の前を離れようとしない。
何かをじっと見ている。
ミツバチだった。小さい子の目線は低い。
目の高さ近くのツワブキの花にミツバチを発見し
じっと見ていた。
ミツバチが飛び去る。子も花を離れた。
ポケットにお菓子が三個あったのを思い出した。
祭りの会場で湯茶と一緒に無料で配っていた。
手作りの菓子。
子どもも三人。取り出してあげた。ほんのつかの
間だけだがやさしい人になる。
子どもが見つめていたツワブキの花の辺りには
ミツバチや蝶が飛んでいた。
バランスを整えるため三角構図にした。
安定しすぎだと心のどこかが思う。
花が左右対称。ミツバチの位置や姿勢からは
これしかないか。これしかない。
アカタテハ。・・・だと思う。多分。
図鑑には似ている蝶が他にも載っているので迷う。
後翅が傷んでいる。
イシガケチョウ。この蝶も後翅が傷んでいる。
アサギマダラ。
今年は、蝶やミツバチが去年より多い気がする。
蝶ひとつとばぬ日かげや石蕗の花
(其角/きかく)
という句もある。きっと蝶も全ての花をまわるこ
とはできない。好みの場所もあるだろう。
また、飛びまわるには蝶には寒すぎる日もある。
ツワブキの花言葉は「困難に負けない」「愛よ蘇れ」
という。暖かい沖縄。愛をもって、困難に負けず、
よく気をつけて探せば見つかる日もくる。
城趾内の見学を終え観光客が裏門を出てくる。
少し歩いたところをツワブキの垣越しに撮る。
若い男女の二人。二人ともカメラを手に活発に
動きツワブキや城跡を撮っていた。
空を背景に、一番手前にツワブキ。次に葉の落ち
た桜の木。そして綠の葉の濃い茂みはアカギ。
三つの花木が重なって見える角度があった。
桜の木の周りを囲んで咲くツワブキの花。
上の写真と同じ桜。この桜の木をメインにして
四方からいろいろと構図がつくれる。
斜め上から俯瞰した構図でツワブキを撮る。
ツワブキの葉は円状腎形。長い柄の周りを地中か
ら出た葉が面を見せとりまくようにひろがっている
ので、真上から撮ってもいい絵ができる。
周囲が雑然として気に入らない環境で、どう撮
ろうか迷ったら真上から撮ればよい。
同じ構図で去年も撮った。
どうしても撮ってしまう。そんな場所。
このアングルで去年も撮った。今年は花が多い。
ここまで下りてきて撮る人はあまり見かけない。
いい撮影スポットなのだが・・・。
光と影が出ているときに撮りたい場所。
ゆるやかな斜面になっているので、木や花の
長い影が斜面に写る。
いい構図を見つけたようだ。
低い位置からじっくりと撮っていた。
門の石壁を縦にアップし強調。
石門の内側が暗い(黒く)陰になっている。その黒
い背景と花の黄色のコントラストを狙った構図を作
った。
門から人が出てくるのを待つ。
黄色いツワブキの花。黄色の上着の女性。
門を出てきたとき、とっさにシャターを押した
が、写った上着の黄色はくすんで見える。
ツワブキの強い原色の黄色と同し平面に並
べるのはやはりいい配色ではなかった。
同系統の色はよくないと思った。
ことしもここに石蕗の花もわたしも
(山頭火)
城趾の中に入る。「二の郭」に上がる石階段前。
ここは中城城跡ツワブキの花の撮影スポット。
定番のアングルで撮る。
縦構図で「二の廓」の城壁を入れて撮ってもよ
かったと後で思ったが、なぜか、ここではじっく
りと撮ろうという気が起こらなかった。一枚だけ
でパス。移動。
花の丈はまだ低いのが多かったが、株数は去年
より増えていると感じた。5~6分ほどの開花状況
だっただろうか。
「三の廓」の西側外壁沿いに咲いたツワブキ。
去年は咲いているようには見えなかった場所に今年
はよく咲いていた。
上と同じ場所。ツワブキの葉の間からオオタニワタリ
(単にタニワタリとも)の葉が飛び出ている。
山中の自然に似た雰囲気を感じた。
ツワブキの花越しに観光客が裏門に来る
のを待つ。
カラフルなスカーフを被った外国人の観光客
がいた。その女性が石門(裏門)をくぐるタイ
ミングを待った。
手前にススキの穂がひと柄垂れていた。
ススキの穂に季節を感じ一緒に撮った。
ツワブキの花の場合は頭で季節を感じている気が
する。ススキの穂の場合は心で感じている。
これも石階段前の定番のアングル。
表示板(写真右下)が画面に入るのが悩み。
簡単には動かせない。割り切って撮るしかない。
湧水の井戸に下りていく途中。ツワブキの花に
カメラは向いているように見えた(そのつもりで
ツワブキも入れて撮った)。
カメラのレンズが向いている方向を直線で辿る
と右側に写っているツワブキの花ではない。
何を撮っていたのだろう・・・?
前方にはツワブキの花。ハブの絵のあるハブに
注意の看板。それと石積みの壁しかない。
観光客(日本人)であることを考えると「ハブに注
意」の看板が正解だろう。
ハブが描かれた「ハブに注意」の写真を見せなが
ら沖縄の話もきっとはずむ。
「北の廓」。ウフガーへの通路の端のツワブキ。去年
より背丈もかなり高いようだ、花のつきもよい。
ウフガー(大井戸)へ下り観光客。後方の女性は、
最初、上の見学路にとどまっていた。井戸へは階
段が整備されていること、穴はそんなに深くない
と知ってから下りていった。
ウフガーに下りるのを躊躇する観光客はかなり
見かける。
ウフガー(大井戸)は洞窟の湧水の周りや
通路を石積みで整備した井戸。
「西の郭」からウフガーのある「北の郭」へ至る
石門。内壁は崩落防御の枠が設置されている。
写真左手のツワブキは去年より株数が倍近く
増えている。
「二の廓」から下る階段の上から「北の廓」への通り門
を見る。ここもツワブキが多い。雰囲気のあるいい
絵が撮れる。
石門を観光客が通り抜けていくのを待って撮り
雰囲気を出す。
私が立っている横を赤い男の子がすり抜け
ていった。
木の階段が終わる手前で立ち止まっている。
すべりそうな石畳を見て不安になったようだ。
ピンクのサンダルは男の子の祖母。
似た年頃の男の子が多い日だ。
「二の郭」から「西の郭」へ下りる木の階段。
奥に見えるのは「北の郭」への門。
この木の階段は、昔の石階段の上に設置
されている。
この区域は城跡の中でも雰囲気のいい場所。
通路沿いにツワブキの花が咲いている。
「二の郭」の方から階段を見下ろす。
手前に生えていた雑木が取り払われ、去年より見晴
らしがよくなった。
「去年より君はきれいになった」と歌のフレーズを思い
出す。
観光客が数名やって来た。階段を下りていく。
通路の空間を埋めるようにいい配列で並んだところ
でシャッターを押す。
階段を下りた岩壁沿いのツワブキの花たちはしおれ
て元気がなかった。
去年はたくさん咲き、いい撮影場所だった。もう少し
すれば回復するだろうか。
樹木も茂り雰囲気のいい落ちついた場所だから、
ツワブキが元気になれば、またいい撮影スポット
になるだろう。
「二の郭」の城壁の上から「北の郭」の裏門一帯
を撮る。
構図のイメージを描く。狙った場所に目を引く色の
服装をした見学客が通るのを待つ。そして撮る。
「一の郭」の拝所。石垣の上に咲くツワブキの花。
拝所の名称は「中森ノ御イベ」(なかもりのおいべ)。
通称チゲーウタキ。
ツワブキのうしろの木は桜。
「一の郭」~「三の郭」の郭内にツワブキの花は
少ない。その中でも「一の郭」に咲くこのツワブキ
の花は印象に残る。
去年も生き生きとよく咲いていた。
なお、城趾内に拝所はいくつかあるが、「中森
ノ御イベ」はグスク全体を守護する神を祀る最
も重要な拝所という。
「南の郭」内。石垣の壁にオオタニワタリ。
このオオタニワタリをツワブキの花とコラボで撮る。
ツワブキの花は朽ちているのも多く目立つが、
生け花にも利用されるというオオタニワタリの綠の
葉が視線を引きつけてくれる。
おかげでツワブキの朽ちた花もそんなに気になら
ない。
オオタニワタリは桜の季節には桜の花とのコラボ
でも絵になる。
また、日陰で射し込む光に照らされ輝くオオタニワ
タリの葉は、単独でも美しい絵になる。
もっと写真に撮られていい植物。見かけると撮る。
「南の郭」から「一の郭」へ抜けるアーチ門にピンク
の上着の女性が向かう。ツワブキの花はそれを見
ている。
このツワブキは今年はよく咲いているのだが、なか
なか人は立ち止まってくれない。
拝所を囲む低い石垣沿いに咲いているツワブキの
花たちをひととおり愛でた観光客らは、「一の郭」の
アーチ門へさっさと進む。
途中にあるこのツワブキにはせいぜいちらっと目を
ながすだけになる。
花の世もいろいろ。人生もいろいろ。
琉球石灰岩の石垣がいい感じだった。その石垣
を背景にツワブキの花を撮った。
横の構図で花の部分だけ撮ってみた。
南の獄内、ミツバチを撮っている観光客。
他の花でも同様に熱心に撮っていた。
長い時間、カメラを同じ場所にむけていた。
ミツバチの飛ぶ姿を狙っていたのかも。
ツワブキの花のうしろを男性が歩いている。
久高島遙(よう)拝所のうしろの小さな通路。
ツワブキの黄色い花を背景にハイアワユキセン
ダングサの白い花が美しかった。
よく見ると、花の上にミツバチが止まっている。
なお、センダングサと名がつく植物が、手持ちの
図鑑には三つ載っている。
ハイアワユキセンダングサ、タチアワユキセンダ
ングサ、そしてシロバナセンダングサの3種。
ハイアワユキセンダングサは子葉が3枚。
タチアワユキセンダングサの子葉は5枚。
見た目には同じに見えるが、子葉の数の
違いで区別できるようだ。
2種とも北アメリカ原産。多年生草。
シロバナセンダングサは全体がいくぶん小型で細い
感じがするという。北アメリカ原産は他の2種と同じ
だが1年生草。
蘇鉄とツワブキ。「南の郭」の入口付近。
中央の花でミツバチが吸蜜している。
赤いシャツの人影が見えた。小さいが目立つ赤に
引かれて撮った。
人物のいる場所は、「西の郭」から「南の郭」へ上が
る階段の上。見晴らしがいい。東シナ海が見渡せる。
「南の郭」のツワブキには花びらが色あせているの
も多い。2019年の1月中旬頃までが花の見頃だ
という。
今咲き誇っている花たちも同じようにやがて色あせ
朽ちる。いつか全て散る。
うたかた (詩:シェリー)
きょう ほほえむ花も
あすは 死ぬ
待ってほしいものはみな
さからい 逃げてしまう
この世のよろこびは なに?
夜をあざける稲びかりか
つかのまのきらめきか
太陽がさえざえとかがやくあいだ
花が陽気なあいだ
夜のまえに変わる目が
昼をよろこばせているあいだ
まだ しずかな時がすぎるあいだ
あなたは夢をみよ ーー そうして
めざめて泣くがいい
※ 『シェリー詩集』(上田和夫訳、新潮文庫)より
「うたかた」という詩の一番と三番を引用。
バーシー・ビュッシュ・シェリー(1792年~1822年)
は英国ロマン派の詩人。「雲」という題の詩もある。
その詩が好きだ。
「南の郭」の入口のツワブキの花。
花の全体が右下の方向に曲線を描くようにカーブ
して並んでいるのが面白い。
正門の城郭側。正門を入った右手に咲くツワブキ。
写真正面の城壁は「南の獄」への階段である。
先の赤いシャツの男性がいた場所である。
去年はこの階段を通る人影を花の上に撮った。
服装は赤・青のような原色だといいが、地味な色だ
と小さな黒い影になり目立たない。
中城城正門。
角に咲くツワブキの花は供花のようだ。それとも
城を守る門兵か。
左側のツワブキの花は去年はなかった。
新米の門兵。
護佐丸公も見よやつわぶきの花
城趾の正門へ向かう通路に倒れ気味で咲いている
ツワブキの花。その前を観光客の足が通り過ぎる。
黄色いツワブキの花と白いロープ。異質なも
のの色と形のコントラストに引かれて撮った。
この風景の中の一部を切り取ったのが上の写真。
後方を走るのは「二の郭」へ続く管理道路。
蘇鉄の幹とツワブキの花。
「西の郭」の南側城壁前のツワブキ。
去年までこの区画は背の高い木が生えていた。
ツワブキは他の草木に混じりまばらに生えている
程度だった。
今年は景観が一変していた。一帯にツワブキが
密生し花が咲き乱れている。
「西の郭」の城壁とツワブキの花。
去年はこういう風景は撮れなかった。
城壁の上にはよくイソヒヨドリが留まっている。
イソヒヨドリお気に入りに場所のようであるが、
今回は見かけなかった。
「ツワブキの花と城壁とイソヒヨドリ」の絵が次
ぎは撮りたい。
正門付近への見通しがよくなた。
ツワブキの花越しに見る正門付近。
案内ボランティア(無料)の説明を聞きながら
見学者が正門前にやってきた。
ここの石畳の階段の両サイドを埋め尽くすほどに
ツワブキの株が,さらに増え花が咲くと見事な景観
になるだろう。
構図も工夫すれば「三の郭」の定番スポットに劣らぬ
いい絵が撮れるに違いない。
来年の花まつりに期待がふくらむ楽しみな一帯。
女性の立ってる場所に世界遺産登録
の石碑が設置されている。
ツワブキの花が咲く世界遺産登録の石碑の前
で記念写真を撮る観光客。
石碑の後にはツワブキの花が咲いているが
もっと花が増えると、素晴らしい記念撮影ス
ポットになる。
この世界遺産登録の石碑や正門にある「史跡
中城城跡」の石碑の前では、観光客の多くが
旅の思い出に記念写真を撮る。
石碑がツワブキの輝く黄金色の花に埋もれて
いると誰もが記念写真を撮りたくなろだろう。
素晴らしい思い出の中城城跡訪問記念写真
になる。
世界遺産の石碑のうしろのツワブキの花。
この子どもの写真は、この日最後に撮った写真。
世界遺産の石碑の前。外国人の男の子。父母の
近くでしゃがみこみ小石を拾っていた。
左手に赤い花を握りしめているのが印象的だった
ので撮りたくなった。
父親の了解を得て、赤い花がそのまま丸い形で
見えるように上から撮った。
最初ポピーの花かと思っていたが、よく見ると違う
ようだ。仏桑花の小さな花のようにも見えた。
轍と子ども (詩:金子みすゞ)
轍(わだち)は轢(ひ)くよ、
すみれの花を、
石を轢くように。
田舎のみちで。
子供はひろう、
ちいさな石を、
花を摘(つ)むように。
都のまちで。
※ 『金子みすゞ 童謡集』(角川春樹事務所)より
写真にふさわしいいい詩を、金子みすゞは
は作ってくれていた。
この詩を読んだあと、子どもが左手ににぎって
いる赤い花のことが気になった。
ひょっとしたら、小石が花になったのではない
か・・と思いたくなった。
ツワブキまつり
オープニングイベント
今年は第9回目。
12月23日はオープニングイベントがあった。
まつりスタッフが着けているハッピの色は、
ツワブキの花の色。
ツワブキの花越しに会場の様子を撮った。
「かぎやで風」の踊りで開演。
城跡前広場に上がる坂の途中からバラとツワブキ
の花の色を前景にして撮る。
背景の黄はツワブキの花のぼけ。
バラの花それ自体の形はかなり崩れている
が、ツワブキがひきたててくれ、いい雰囲気
の絵になった。
バラの花をアップにしてみた。
中城城跡の城壁を撮った後、まつり会場に来ると、
紙芝居「中城城と護佐丸」が行われていた。
舞踊「八重瀬の万才」
舞踊「古道ハンタ道行口説」
イベントのプログラム表。麦茶。お菓子(手作り)
が無料で提供されている。
中城城壁公園の入場料は400円。イベント自体
は無料。イベントは公園の中で開催されている。
入場料購入のときに、2019年度の大きなカレン
ダー(中城城の写真付)も無料で提供される。
気前がいい。
斉唱と踊り「あゝ中城城・中城賛歌」
イベントの出し物は全12種目あった。
5番目の「「あゝ中城城・中城賛歌」まで観て、
花を撮るためもう一度城趾に上がった。
イベントは午前の部と午後の部に分かれ、各部
ともプログラムは12演目が組まれている。
まつり期間は12月23日(日)~2019年1月12日(土)
イベントは12月23日だけだった。
まつり期間中はツワブキの花が楽しめるという。