残波の波(12)

流れる雲

2019年03月24日 01:25




  
  残波岬の断崖は2キロにわたる。
  そのうち1キロほどは断崖の端を歩きながら波の
  いい光景を探し撮ることができる。








  目当ての場所にいい波が立たないときは、断崖
  の端を草や低木を踏みわけ歩きながら撮りたい
  波を見る。

 

  


    
  砕けた波の泡が広がり描く模様が美しい。







  海底の礁淵に当たり波は逆巻く。







  






  波頭の飛沫のうえに虹が出た。































   風が強くない日は崖の上で立って撮れるのがいい。
 
   心地よい風に吹かれ波音とシャター音を聞きながら
   ひたすら波を撮る。

   西日がお前の姿だと黒い影を見せてくれる。



      いちにち物いわず波音  (山頭火)        







   残波岬灯台。


   北西の空に形のいい雲が浮んでいるときは
   いい絵の構図がつくれる岩場がある。

   そこに下りて灯台や岩場から観光客がいな
   くなるのを待ち、空を仰ぎ雲の変化を見なが
   ら撮る。
   
 
  


      
   


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